学校の先生

私は以前教師を目指しており、教育学部の大学に進学しましたが、在学中に進路を変更しました。
大学時代の友人は、ほとんどが教師になったのですが、毎日大変そうです。

先生は授業を行う際、毎時間計画表を作成しなければなりません。

与えられた1時間を、どんなねらいで、どのように使うかを明記します。
またその他にも、単元ごとに全体の流れや目的を書類にまとめなければなりません。
2度の教育実習を経験した私ですが、この業務が1番苦労した思い出があります。

計画表の他に、毎日業務日誌をつけます。
その日にあった事や気付いた事を記しておき、今後の参考にするためです。
この業務を毎日きちんと行う事で、生徒の些細な変化に気付く事が出来るそうです。

またつい先日ラジオで、いじめ問題が話題に上がっていました。
いじめ問題に悩まされている教師はとても多いと思います。
その話題というのは、ある投稿者の娘の担任の先生が、クラスで起こっているいじめを見て見ぬふりをしているというのです。
私にはその先生が気付かないふりをしているだけなのか、本当に気付いてないのかは分かりませんが、どっちにせよいじめが起こっている学校には、先生に言いだせない、誰も守ってくれないと思わせてしまう環境など、大きな問題があるように感じました。
簡単に解決できる問題ではないと思いますが、本当に向き合おうとしているのかとも思います。

またいじめ問題の他にも、私の友人はモンスターペアレントと呼ばれる保護者に悩んでいます。
自分の子供だけ特別扱いし、気に入らない事があると学校に乗り込んでくるそうなのですが、自分の子供を心配しているからこそなんだと思います。
こちらも難しい問題ですが、保護者も教育者も互いの意見をよく聞き、両者が納得いくまで話しあう必要があると思います。

これからも教師という職業は、ますます大変なものになっていくと思います。
教師だけに頼らず、保護者がもっと主体になっても良いのではないかと思います。

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