ペットの所在はマイクロチップ活用

震災以降、大切な家族であるペットたちが迷子にならないような工夫が積極的にとられ始めました

大切なペットがいなくなったらどうしましょう。
そんなことを考えて首輪にネームプレートを付けている人が多いようです。
自分の連絡先を書くことで、ペットを見つけてくれた方が連絡をできるようになっています。

しかし、311の震災に見るような災害時には、ペットたちを探し出すことが難しくなっています。
また、迷子ではなく泣く泣く離れ離れになってしまうことも多いのです。
さらに、首輪だと外れてしまう可能性があります。

かなり前から、マイクロチップを犬猫などのペットの体内に埋め込むという製品がでていましたが、異物をペットに埋め込むという作業と、マイクロチップの存在がわからず、結局連絡が来なかったということが多かったため、あまり普及していませんでしたが、ここにきて、少しずつ広がりに加速が見え始めています。

東京などの都内では、知られていても田舎では、知られていないといわれていますが、それでも、登録は98万件なのだそうです。
しかも、読み取り機をかざすだけで、住所や連絡先などがわかるという便利なものです。

このチップは、動物病院で付けてもらいます。
専用の注射器で、ペットたちの皮下に埋め込むのだそうです。
痛みもほとんどないといいますが、それでも少し心配してしまいますね。

チップには番号が記録されていて、その番号で、飼い主のデータを引き出すという方法です。
ですので、事前に情報を登録しておく必要はありますし、読み取ったデータを照会してもらう手間があります。

それでも、自分の家族であるペットたちをできるだけ早くみつけてあげたいという気持ちもあってか、少しずつではありますが、登録数はふえているのだそうですよ。

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