ミュージック

音楽に親しむことは人生に欠かせないスパイスとなる。
CDの売上が伸び悩む中、ダウンロード販売が主流になってきている。
CDの制作を減らすことは、エコに繋がると思うのだが、どうだろうか。

音楽の他にも、絵画に芸術、演劇に映画、もちろん芸能なども。
五感で感じることができるならば申し分ない。

五感で感じた言葉に表せないモノやコトは、やがて人間力として身に付くことだろう。
どれだけのものをインプットしたかによって、アウトプットできる能力は培われていくものなのだろう。

美しい絵画や優雅な音楽に触れることで、その価値がわかるようになり、さらにはそれを自分で表現できるようになる。
こんなに楽しいことはない。
自動車のオーディオも数年前とは比較にならないほど品質が向上している。
(有名メーカーに対応したさくら車検の検査体制)

それからテレビ番組としては、音楽を中心とした構成のものが非常に少なくなってきている。
以前ほどの盛り上がりを見せないのは、同じようなメロディ、同じような歌手のパフォーマンス、そして同じような詩が蔓延し過ぎたのかもしれない。

大人数でパフォーマンスを繰り広げると確かに華やかであるが、人数が多ければ良いのかという意見もあるようだ。
多人数だとそれぞれの好みのファンが合流するために、囲い込みも可能という戦略なのだろう。
数の理論はいつまで続くのか。

私を救ってくれた素晴らしい音楽

私は、これまで音楽が特別好きな人間ではありませんでした。
心地良い音楽が静かに流れている空間は好きでしたが、とにかく音楽が無ければ生きていけないと言うタイプの人間ではありませんでした。

でも、今音楽の素晴らしさをしみじみ感じています。
悲しみの数ほど優しい人になれると言われていますが、私も少しは優しくなれたでしょうか。
色んなことが重なって辛かった時、家族の支えがあったこと、そしてある音楽が私を救ってくれました。
この時初めて、音楽って本当はとてつもない凄いパワーがあるんじゃないかと思ったのです。
心が落ち着くメロディーと、心に訴えかけてくれる歌詞が相まって、私を勇気づけてくれたのです。
思うのです。
時に音楽は、薬やカウンセリングよりも力を発揮するものなのではないだろうかと。
私を救ってくれた音楽は、とある外国の人気歌手の歌だったのですが、恋愛と人生を織り交ぜているような歌詞でした。
歌詞の中に、かつての恋人同士が今度は一緒に酒を酌み交わそうといったような一文がありました。
酒を飲みながら、この過酷な世を友人としてゆっくりとやって行こうじゃないかと言ったニュアンスです。
どうしてこの文に物凄く心が揺り動かされたのか私は分かりませんが、とにかくとても好きな歌詞です。
音楽を世に出すアーティストたちは、本当に凄いなと思います。
実際、人を救うこともできるのですから。
今でも心が少し疲れた時は、この曲を聞いています。
不思議なパワーがあるこの音楽に、きっとこれからも助けられて行くのでしょう。

»