天然と言われると

最近出会った人たちに「天然だね」と言われました。
「変わってるね」とは言われたことがあるけど、「天然だね」は、おそら初めて言われ、自分でもそう思ったことはなく、だいたい「天然」というのがどういった人を意味するのかわからず、気になって調べてみました。

天然ボケ、いわゆる「天然」とは、外面的な性格の類型のひとつ、すなわち個性ってことらしく、漫才におけるボケは、笑いとツッコミを誘うために計算されてわざとおこなわれるけれど、無自覚にボケてしまう性格類型を意味するようなのです。

言動が周囲の一般的観点から少しずれていることに気がついていなかったり、単に知識や経験の不足だったりすることが多いようで、確かに私は物事を知らないところは自覚があったので、無知ゆえにそう言われたのかもしれないと自分の中で理解しました。

しかし基本的には否定的な意味ではなく、むしろ「かわいらしい」や癒し系と同じような意味合いで使われことも多いようで、いい言葉として受け取るようにしようと思ったのでした。

私は声も幼い感じに聞こえる声なので、余計にそういった印象を与えたのかもしれません。
女性としては可愛らしいと感じてもらえるのは嬉しいことですが、前に立って責任ある仕事をする上では、頼りがいがないと受け取られることもあります。

「声はなかなか変えられないので、中身をしっかりするために、「天然」からの脱却を図りたいと考えている」と友人に話すと、そうゆう所が「天然」なんだよと笑われてしまいました。

ドラマにおけるサクセスストーリーあるある

ドラマ好きな私が、よくあるサクセスストーリーについて考察してみました。

私はドラマを見るのが好きなんですが、恋愛ドラマよりも、いわゆるサクセスストーリーが好きです。
例えば、貧乏で借金だらけのフリーターが、大企業の社長に登りつめて成功を手にする、というような、普通に考えたらありえないストーリーとか。
ドラマを見ること自体、私にとって一種のストレス発散になっているので、ちょっと現実離れしたストーリーでないと物足りないんだと思います。
サクセスストーリーって、割と同じようなあらすじだったりするんですけど、そうとわかっていても見ちゃいます。

だいたいそういうドラマって、お金がなくて、人生どん詰まりの最悪な状況から始まることが多いんですよね。
まるで、ドラマ界にそういうルールがあるかのように。
例えば、借金取りに追われているとか、住んでいるアパートを追い出されるとか、会社をクビになるとか。
わかりやすい設定となると、どうしてもそうなってしまうのかもしれませんね。

そして、主人公は真っ直ぐで素直で、ちょっと天然なキャラクターであることが多いような気がします。
人がいいから、だまされる。
だまされてもめげない、むしろ前向き。
いろいろあるけれど、最後にはその人柄にみんなが集まってくる・・・。
はい、わかってはいるんですが、見ていて楽しいんですよね。
もちろんフィクションなんですけど、ノンフィクションなんじゃないかと錯覚するほど、主人公に感情移入したりして。

そういうドラマの主人公のような波乱万丈な人生、ちょっとだけ憧れます。
もしかしたら、私にも「いつか成功したい」という気持ちがどこかにあるのかもしれません。

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