自分の魅力を上げるための靴

靴はオシャレ度を高くするアイテムの一つです。
でも、それだけではないと思います。
靴を見れば、その人の生活がちらりと覗くことができてしまうような気がします。
それほど靴って大事なものだと私は思うのです。

靴が幸せを運んでくれる、靴が幸せの方へ歩ませてくれるなんて話を聞いたことがあります。
確かにそんな気がします。
いい靴を履くとなぜか強くなれる自分がいます。
あれはどういうわけだかわかりませんが、本当に背筋がピンとする気持ちになるのです。
だからと言って、靴は消耗品。
そんなにいい靴ばかりは履いていられません。
なので、ほとんどが自分の足に合うサイズのお手頃価格の靴です。
そうすると、2年履けば十分な使用感になり、もう処分してもいいかな、なんて思ってしまいます。
でも、高い靴は自分も大事に使うし、あと物もよいので長持ちしています。
そう思うとやはり、ベーシックなタイプの靴は高いもので長持ちさせた方が賢い選択かと思います。
靴が汚れていたり、かかとを踏みつけて歩いていたりする方がいます。
その反面、キラキラ磨いた靴をカツカツ言わせながら歩いている方もいます。
身だしなみの一つでもあるので、印象が全く変わるのです。
私は気を付けているのですが、なかなか目が届かず、履こうとした時に初めて汚れに気がつくこともあります。
本当に自分の生活環境を丸出しにしている靴。
こんな風に思っていても、私の家の靴箱はコストの安いものばかりですが、もう少し私が大人になったらいい靴へとシフトチェンジしていきたいと思っています。

服が財産

大学時代は散々服を買った。
大学には実家から通っていたため、家賃も光熱費も不要で、携帯電話の料金くらいしか払ってなかったから、アルバイトの稼ぎはほとんど服につぎ込んでいた。
お金はあった。

少し稼ぎがあったので、財布には常に10万~20万円入っている時期もあり、その時に一番興味があった「洋服」を買い漁った。
服を買うということは当然それを着ることになるわけで、大学には毎日オシャレをして行ったから、「オシャレ番長」と言われたし、家庭教師の生徒宅には行く度に違う靴だということで驚かれていた。
そう、服だけではなく、靴や帽子、ネックレスやブレスレットなどのアクセサリー類も揃えていった。
お金がある時は本当にそれが楽しかった。
稼いだお金を持って、好きなお店を何件も周り、好みの服を数十着は買い込み、ショップの袋の持ち手を指に食い込ませながら帰った。
しかし今では年に一枚か二枚だろうか。
去年は自分では一枚も買ってないかもしれない。
そんな時期がもう3年は続き、今ではもう服を買えないということに対して何も感じないが、東京に出てきた当初、服を買えなくなってしまった自分がすごく悲しかった。
だから、逆に当時たくさん買っておいてよかったと思う。
今でもその当時の「財産」を大切に利用している。
服を買っていた頃は服が大好きだったから捨てられなかったが、今では当時買った服の中であまり着ないような服は捨ててしまえるようになった。
かなり厳選をして、東京の家に持ってきている。
あまりバリエーションのあるコーディネートはできないが、好きな服を着られるだけで嬉しい。

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